”新一筆啓上賞”とかいうのは僕のキライな匂いがする

asahi.com(朝日新聞社):妻へ、息子へ、妹へ… 「日本一短い手紙」大賞に5編 - 社会
財団法人 丸岡町文化振興事業団/新一筆啓上賞

1〜40文字で"決められた相手"宛というお題で手紙ネタを書くようです.
応募は必ず封書を使用.一作品につき一封、応募数制限なし.専用紙を用いて学校単位で応募も出来るそうな.

日本一短い手紙と呼ばれる「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」は、戦国武将本多重次が息子仙千代、後の初代丸岡藩主本多成重のために送ったものである。このことから、「一筆啓上」の発信地として毎年日本一短い物語(日本一短い手紙)の募集、授賞式などが行われている。この一筆啓上のイベントは全国の自治体主催の公募イベントの先駆であり、全国で同じような公募が行われるきっかけとなった。

丸岡町 - Wikipedia
(ところで、同じWikipediaの本田重次の項に出典未掲載ながら"実際は、「お仙泣かすな」ではなく「お仙痩せさすな」である。"とあるのだがどうなんだ?)


公募イベントの先駆けで反響も大きいということなのでニュース扱いなのだろうが、それほどの価値があるかなぁ、と思う.
いや真剣に考えて応募している方も多いと思うので、失礼な!という人も多かろうが.でも、入賞作品を見る感じでは、えー?こんなのが目的のイベントなの?と思ってしまう.


応募は封書のみということで,その意図はおそらく、本田重次のエピソードも踏まえて、封書手紙という文化と、"あえて短く"ということに対する思い入れに因るところと,封書の手紙として書くのにふさわしい強度の作品を募集しているためなのだろうな、と思う.それじゃないとこのエコエコ詐欺の時代にクソ短い文章送るのに封筒を、しかも一作品につき一封なんてことないでしょう.

ところが、入賞作品をみると、多分学校応募じゃあないかなーと思う、ネットの掲示板でひょいとpostするような内容だったりする.


なんか文章で文句言うの面倒になってきた.書きたい内容でもないし.ちょこっと書いて終わろう,


なんかほのぼのあったかい企画かと思いきや,入選するのはくだらなかったり、しみったれてたり、なんか変にあったかい雰囲気だけだしてるやつだったり。公募イベントで人に見られるものなんだから、サービス精神だせや!って感じの物が多くて見てて腹立つ.「いや、そういうもんじゃなくて、たとえばこれ身内にあてたほのぼの感とかがあっていいじゃないかー」とかいわれそうだが、ならさぁ、そういうのは実際身内に出してやれよ.身内向けのあったかさを装ったよそいきだろ?その手紙はよー!と、精神のねじ曲がった黒デブは思っちゃうんですよ.いや、多分ぼくがアタマいかれてるからですよねー.みんなあったかで優しいですもんねー.
あとwebで大賞は見られるのに入選のはみられない?ちがう?本になっててそっちで見れっていうの?
ある程度ふるいにかけられるのはいいけどさー、作品を判断するのは自分でありたいじゃあないか.あんたの選んだ大賞を僕も大賞に思わなくちゃいけないの?
あ、これは単に手書きを文章化する手間が面倒だからか.ふーん.
あとWebサイトで音楽勝手にならすんじゃねえ.しかも停止は一番下にいかないと出来ないし.おまえら人の気持ちになって考える事できない人種だろ.


なんかこういうのって装った感があって大嫌いなんだよなぁー.
Twitterのpostとかすごいサービス精神のあるものとかあって,ああ、これいいなぁーって思ってtumblrに入れちゃう、みたいなそういうのが好き.
あと、同人誌とか.
そっちの方がずうっと素敵だと思うんだ.